A10ネットワークスは、ビジネスパーソンの生活におけるスマートフォンアプリの密着度を調べた結果を公表した。日本を含む世界10カ国の約2000人がアンケートに回答した。
調査では50%が、「スマートフォンアプリが空気や飲食物と同じくらい重要」と答えた。割合が高いのはインドや韓国(ともに68%)、中国(66%)で、日本は26%と低い。
スマートフォンアプリが人生で不可欠なもの(「スマートフォンアプリなしでは生きられない」「生きるのが困難」の合算)という回答者は、世界平均では86%、日本では79%だった。中国(99%)やインド(97%)、ブラジル(96%)では極めて高い傾向を示した。
緊急時に家から1つだけ持ち出すものの順位は、世界平均では「スマートフォン」「金庫」「家族のアルバム」「PC」、日本では「金庫」「スマートフォン」「家族のアルバム」「PC」。1つだけ失わなければいけないモノは、世界と日本ではトップが「ズボン」で、モバイル機器は2位だった。
鍵をせず放置するなら自宅かスマートフォンか、という質問は、世界では自宅(52%)を選ぶ回答者が多い一方、日本ではスマートフォン(54%)が高い。
調査は、スマートフォンのセキュリティについて考える上で、ビジネスユーザーにおける生活密着度の観点から実態を把握するのが目的だという。