丸紅情報システムズは12月14日、ネットワークセキュリティ対策の代行サービス「MSYS Security Keeper」を販売開始すると発表した。基本サービスの利用料は月額7万円から。
MSYS Security Keeperは、統合脅威管理(UTM)機器のレンタル、設置、初期設定、導入支援、導入後の設定変更、24時間体制での運用監視、オンサイト保守を基本サービスとして提供する。
また、ファイアウォール、不正侵入検知システム(IDS)、ウイルス対策、マネージドセキュリティレポートをセキュリティオプションで用意。VPNオプションとして、拠点間VPN、セカンドHQ、VPN for Azure/NiftyCloud/Amazon VPCを提供するほか、ホットスタンバイ・マルチホーミングといった冗長化オプションもある。
丸紅情報システムズによると、近年のネットワークセキュリティ対策において、簡易なセキュリティ機能はUTMへの統合が進んでいる。国内セキュリティサービス市場では、標的型サイバー攻撃への対策需要によってUTMや不正侵入検知/防御システム(IDS/IPS)製品の導入や構築、監視などのニーズが高まっている。MSYS Security Keeperは、UTMの運用や監視サービスも含め、ワンストップで企業のニーズに応える。今後3年間で3億円の売り上げを目指す。