AWSとConsenSys、ブロックチェーンソリューション「Kaleido」を発表

ZDNet Japan Staff 2018年05月16日 11時49分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 AWSとConsenSysは米国時間5月15日、ニューヨーク市で開催されている年次イベント「Consensus 2018」で、Ethereumベースのエンタープライズ向けブロックチェーンプラットフォームサービス「Kaleido Blockchain Business Cloud」を発表した。ConsenSysはAWSパートナーネットワークに参加する、ブロックチェーンを専門とするスタートアップだ。

Kaleidoの画面
提供:AWS

 ブロックチェーン技術の活用を検討している企業は多いが、実際にこの技術を利用するためには、さまざまなハードルがある。

 Kaleidoは企業向けスマートコントラクトの課題を解決するために作られたブロックチェーン技術である「Enterprise Ethereum」を採用した、初めてのブロックチェーンSaaSだ。ブロックチェーン技術のメリットを生かしながら、企業がブロックチェーン技術を利用しようとする際にぶつかる共通の問題を解決し、同時にセキュリティとパフォーマンスを保証するプラットフォームサービスだという。

 AWSはプレスリリースの中で、Kaleidoの機能の特徴として以下の3点を挙げている。

  • Kaleidoネットワーク上のトランザクションをEthereumのメインネットに直接中継しアンカリングできる
  • アナリティクスが統合されている
  • 複数のプロトコル(Geth、Quorum)、コンセンサスメカニズム(RAFT、POA、IBFT)をサポートしている

 KaleidoはAWS上で動作し、AWSの各種サービスとも緊密に連携する。Kaleido自体が「AWS Marketplace」で入手できるほか、「Amazon EMR」のアナリティクス、「Amazon Athena」のクエリ、「Amazon CloudWatch」による監視、「Amazon S3」のストレージなど、さまざまなサービスと連携させることができる。

 また、Kaleidoはテナントモデルを採用しているため、すべてのKaleidoネットワークは独立しており、ストレージも暗号化された専用のものが用意され、ネットワークは自動的に3つのアベイラビリティゾーンに分散されるため、セキュリティやレジリエンスの面でも優れているという。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SpecialPR

連載

CIO
“真FinTech” 地域金融の行方
教育IT“本格始動”
月刊 Windows 10移行の心・技・体
ITアナリストが知る日本企業の「ITの盲点」
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
セキュリティ
セキュリティインシデント対応の現場
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
スペシャル
デジタル時代を支える顧客接点改革
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
エンタープライズトレンドの読み方
10の事情
座談会@ZDNet
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]