インテルのプロセッサに新たな脆弱性「Lazy FP state restore」

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2018年06月15日 15時10分

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 昔は、セキュリティの問題と言えばソフトウェアの問題だった。しかし最近では、「Meltdown」や「Spectre」のように、ハードウェアであるCPUに存在するバグに悩まされるケースが出てきている。Intelは米国時間6月13日、同社のCoreプロセッサに存在する脆弱性「Lazy FP state restore」に関する情報を公開した。この脆弱性を悪用すると、理論上は、OSに関わらずローカルプロセスが別のプロセスのデータ(レジスタ値)を推測することができる。AMD製のプロセッサはこの脆弱性の影響を受けない。MeltdownやSpectreと同じく、投機的実行の機能に関連する脆弱性があるという。

 一部のOSにはすでに対策が施されている。ほとんどの「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7」のユーザーには、対応の必要はないという。最新版の「OpenBSD」と「DragonflyBSD」はこの脆弱性を持っておらず、「FreeBSD」にもパッチが提供されている

 Red HatのコンピュータアーキテクトJon Masters氏は、「この問題は修正の必要はあるものの、悪用は難しく修正は簡単であるため、影響はそれほど大きくない」と述べている。「Spectre/Meltdown」とは異なり、修正にマイクロコードは必要としないという。

 この問題は、Amazon GermanyのJulian Stecklina氏、Cyberus TechnologyのThomas Prescher氏、SYSGO AGのZdenek Sojka氏によって発見された。

 これは深刻ではないとされているものの、対応が必要な問題だ。システムに脆弱性が存在する場合は、できるだけ早くパッチを適用すべきだろう。

セキュリティ

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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