SHIFTは7月6日、「システム性能改善サービス」の提供を開始すると発表した。
このサービスは、発注元企業が抱えるシステム性能に関わる課題やニーズを把握し、SHIFTグループ間で情報連携し、マネジメント業務を行うもの。同サービスを利用することで、これまで難易度の高いマルチベンダー体制でシステム改善に取り組んでいた多くの企業は、SHIFTに窓口を一元化することができ、膨大なコミュニケーションコストを大幅に削減することが可能となる。
サービス概要
SHIFTグループ各社は、システム課題の規模や内容に応じて、システムの運用・監視、改善に伴う適切な人的リソースも、同グループ内で確保する。グループには、品質保証を軸にシステム開発の企画・設計段階のコンサルティングやセキュリティなど、多岐にわたる専門分野を持った8つの子会社および複数の関連企業がある。
4月にグループへの参画を発表した「システム性能の改善支援/トラブルシュートサービス」などを専門とするAiritechは、2017年に次世代APM(アプリケーション性能管理)ソフトウェア「Instana」の国内正規代理店として、システム性能とシステム構成の包括的な可視化、人工知能(AI)による問題の検出・診断などのサービスを提供し、自社のトラブルシュート/システム性能改善と組み合わせた取り組みを行ってきた。
「システム性能改善サービス」では、Airitechをはじめとするグループ各社のノウハウ、ソフトウェアの品質保証の知見、セキュリティや運用・監視などをワンストップで提供する。