横河レンタ・リースは、靴の企画、製造、販売大手のリーガルコーポレーションが、生産性向上を目的とした働き方改革の実現のために、横河レンタ・リースのデータレスPCソリューション「Flex Work Place Passage」を導入したと発表した。
採用の背景には、外出の多い部門などから社外でデジタル機器を活用したいというニーズの存在があり、モバイル機器の導入を検討していた。導入検討にあたり、カタログの閲覧だけではなく、社内外で営業資料や報告書などの書類作成を念頭に置いたとのこと。そこでモバイルPCのレンタルを導入した。
コストや利便性を考慮した結果、Flex Work Place Passageの採用に踏み切った。リーガルは複数のシステム事業者に「セキュリティを担保したモバイル環境」の提案依頼をしたところ、VDIやブラウザを使ったリモートデスクトップなどさまざまな提案があったという。しかし、コストや常時オンラインの状態でないと使えないという点で、導入には壁があった。そこで、PCにデータが残らず、オフライン時でも作業できる点を評価した。
また、モバイルPCの導入と同時にWindows 10への移行、リプレース時期が迫っていたファイルサーバなどのクラウド化、IT資産管理ツールの導入を検討しており、これらを横河レンタ・リースがワンストップで提供した。
リーガルによると、高セキュリティ環境の構築と社外への持ち出しリスクが低減したという。レンタルPCとFlex Work Place Passageの組み合わせにより、PC故障時のタイムラグが短縮。IT資産管理ツール「Simplit Manager」の導入により、PC運用管理業務の低減を実現した。