カスペルスキーは、同社のAndroid向けセキュリティ製品の統計データを分析した結果を発表した。これによると、1カ月間で約2万3000台が紛失または盗難に遭った可能性があることが明らかになった。
この統計データは、2018年6月13日~7月12日のもので、「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android」のユーザーによって全世界から送信された盗難・紛失対策機能が起動した数に基づいて算出している。
また、同社が2018年1月に行った別のオンライン調査の結果によると、世界全体の回答者のうち4%が端末の紛失または盗難を経験しており、端末の紛失・盗難経験者のうち半数以上(57%)が該当端末をAndroidスマートフォンと答えているという。さらに2017年8月に行った別の調査結果では、端末の保護のために盗難対策機能を利用しているユーザーはわずか22%だった。