アップル、「iOS 12」を日本時間9月18日に提供開始へ

Jason Cipriani (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2018-09-13 08:19

 Appleは米国時間9月12日、スペシャルイベントを開催し、5.8インチディスプレイの「iPhone XS」、6.5インチディスプレイの「iPhone XS Max」、6.1インチディスプレイを搭載した「iPhone XR」を発表するとともに、「iOS 12」を米国時間9月17日(日本時間で18日)にリリースすると発表した。「iPhone 5s」以降、すべての「iPad Air」および「iPad Pro」モデル、「iPad」第5世代、iPad第6世代、「iPad mini 2」以降そして「iPod touch」第6世代を対象に、無料のソフトウェアアップデートとして提供される。

 6月に発表されたiOS 12は、特に旧機種のパフォーマンス向上に重点を置いている。iOS 12のその他の主な機能としては、グループ通知、「Do Not Disturb」(おやすみモード)の強化、決まった操作を実質的に自動化できる「Siri Shortcuts」などがある。

 ショートカット機能Siri Shortcutsを使用して、ユーザーは例えば出勤時に、玄関をロックし、照明を点灯し、プレイリストの再生を開始し、親しい人にメッセージを送信するという一連のアクションを1つのコマンドで実行できるように仕込んでおくことができる。また初めて、サードパーティーアプリがShortcutsを介してSiriと連携できるようになり、通勤途中にコーヒーを注文するなどのタスクが実行できるようになった。

 通知は、時系列に表示される代わりに、アプリごとにグループ化されるようになった。また、アプリの通知をロック画面に表示するかどうかや、そもそも完全にオフにしてしまうかどうかが、アラート表示から直接変更できるようになった。

 「Screen Time」もiOS 12で初めて導入された。これは、特定の端末、または複数の端末上でどれだけ時間を費やしたかということに、ユーザーに関心を持ってもらうことを目的とした機能だ。Screen Timeは、子供がアクセスできるアプリや時間を保護者が制限する、ペアレンタルコントロールの手段としての役割も果たす。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  5. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]