ミドリオートレザーはメキシコ工場、アメリカ販社向けに統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「SAP S/4HANA」を導入した。2017年11月に導入プロジェクトを開始し、7カ月で導入を完了した。
ミドリオートレザーは、ミドリ安全グループの中で高級皮革の製造・販売を担う企業。これまで同社の国内外の工場と販社は、それぞれ異なる仕組みのシステムを活用していた。経営管理の強化、内部統制の向上などの観点から、新しい基幹業務システムの選定と導入を進めてきた。
SAP S/4HANAについては、グローバルでのガバナンス向上の仕組み、標準機能、拡張性、安定性を評価している。新基幹システムは、アビームコンサルティングが提供するクラウド基盤「ABeam Cloud」上で構築された。同社のグローバル製販テンプレートを活用している。