昭和電機、59業務のRPA化で年間1万時間の削減を目指す

NO BUDGET

2018-11-02 11:52

 昭和電機は、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)を活用して業務を自動化することで、年間1万時間の削減を目指している。

 PC操作を自動化する「Autoジョブ名人」、メール操作を自動化する「Autoメール名人」などを導入。いずれもユーザックシステムが提供するRPAツール。すでに勤怠管理や納期回答など、23に及ぶ業務をロボット化し、月間218時間を削減している。

 RPAを全社展開するため、同社のITC(ITコーディネータ-)グループが、各部署に聞き込みを実施し、ロボット化する59の業務を選定した。

納期回答データ収集・配信RPA化で月間92時間を削減した例
納期回答データ収集・配信RPA化で月間92時間を削減した例(出典:ユーザックシステム)

 昭和電機は導入した製品について、必要十分な機能を備え、身の丈にあった使いやすい製品で、導入前後に手厚いサポートがあることを評価している。同社では、単純作業の自動化だけでなく、競争力の確保を目的に今後もRPAを活用していくとしている。

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