調査会社Gartnerによると、世界のパブリッククラウドサービスの売上高は2019年、前年比17.5%増の2143億ドルに達する見通しだという。このなかで最も大きな割合を占めるとされているのはSaaSであり、その額は948億ドルと予測されている。
また、クラウド支出のさまざまなカテゴリのなかで2019年に最も急速に成長するのはIaaSとされており、その額は前年比27.5%増の389億ドルになると予測されている。
大手企業は一般的にクラウドファースト戦略に向かっていると言えるが、ハイブリッドモデルも依然として多くみられる。Gartnerは、多くの企業がクラウドオンリーというアプローチを採るようになるなかで、パブリッククラウドサービスの売上高は2022年に3312億ドルに達すると予測している。
またGartnerは、テクノロジプロバイダーによる新たなソフトウェア投資のうち、30%を超えるものがクラウドオンリーになると見込んでいる。これはつまり、ソフトウェアライセンスに基づくビジネスモデルは「さらに落ち込む」ということだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。