TaylorMade Golfは、米国で活用していたドーモの「Domoプラットフォーム」を、日本での事業全体にも拡大した。ドーモが8月20日に発表した。
TaylorMade Golfは、ゴルフ界のトップアスリートと契約を結び、業界トップレベルのゴルフパフォーマンス製品を中心に事業を展開している。
Domoプラットフォームは複数のシステムに分散して保存されているデータを統合し、リアルタイムでのビジネス分析を可能にするサービス。今回の日本への導入で管理者からアルバイトに至る全ての店舗スタッフが、より迅速な判断と事業に効果的な対策をとるのに必要なリアルタイムデータを得ることができるようになった。
TaylorMade Golfでは、Domo導入前は、膨大なデータの取り込みとその整理に多数の社員を割かねばならず、分析を行う余裕がなかった。Domoを導入したことで、日本国内21拠点から得られる小売部門の主要指標(市場調査、来店者数、売上高、在庫など)が、共通のプラットフォームにまとまるため、意思決定者は、時間、場所、デバイスを問わず、データの閲覧や分析、協業を簡単に行えるようになった。
同社ではDomoプラットフォームを、社員のワークスタイル改善や卸売事業の最適化や社員とグローバルオフィスとの連携を強化するため、アジア太平洋諸国にも拡大していく。