VMwareの最高経営責任者(CEO)Pat Gelsinger氏は米国時間8月27日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催されている「VMworld 2019 US」の場で、最高技術責任者(CTO)のRay O'Farrell氏がその座を降り、同社のクラウドネイティブ関連の取り組みを率いていくと発表した。
VMworld 2019 USに登壇したRay O'Farrell氏、Pat Gelsinger氏、Greg Lavender氏
提供:Asha Barbaschow/ZDNet
2003年4月からVMwareに籍を置いているO'Farrell氏は今後、同社の新たな「Tanzu」ポートフォリオを統括することになる。
またGelsinger氏は、O'Farrell氏の後任には、同社のCTOオフィスでクラウドアーキテクチャーを担当しているシニアバイスプレジデント兼CTOのGreg Lavender氏が就任するとも発表した。
O'Farrell氏はCTOとして、研究及びイノベーションプログラムを通じたVMwareの長期にわたるテクノロジー面でのリーダーシップを支えてきた。これらプログラムの主な目標は、VMwareと同社のエコシステム、顧客にポジティブな影響を与え、未来を形作っていくというものだ。
また同氏は、Dell Technologiesファミリーのビジネスに焦点を当てた、業界をまたがったVMwareのパートナーシップについても担当してきている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。