NTTデータは10月9日、企業のITインフラを一元的に運用するマネージドサービスを開始した。同サービスを中核としてITインフラ関連事業で2025年度末に年間500億円の売り上げを見込んでいる。
新サービスは、オンプレミスやクラウド、サーバーレス、マルチベンダーなどのITインフラ環境の運用を同社が一元的に行う。利用料は個別見積り。膨大なログデータや運用管理ノウハウと人工知能(AI)技術を活用する業務の自動化や予防保全を特徴としている。
サービス利用企業に対し、同社の「インフラディレクター」らがコンサルティングから運用支援までを一元的に支援するほか、利用企業の担当者とはスマートフォンやスマートウォッチ、タブレット端末、ポータルサイト、電話、チャットなどでやりとりできるようにして、利用企業の担当者が柔軟に働けるようにする。
サービス利用前のイメージ(出典:NTTデータ)
サービス利用後のイメージ(同)
NTTデータは、同サービスを段階的かつ継続的に拡張させていくという。