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NTT Com、ローカル5Gの実証環境を構築--多段エッジコンピューティングを検証

ZDNet Japan Staff

2019-10-16 15:25

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10月16日、多段構成のエッジコンピューティングを組み合わせたローカル5G(特定エリアで提供される第5世代移動体通信システム)の実証実験環境を構築したと発表した。2020年2月に検証を開始するという。

 ローカル5Gは、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどが提供する全国規模の5Gサービスとは異なり、企業や自治体などが自営で特定のエリア(土地や建物内などが想定されている)に限定した5Gの通信サービスを提供するもの。5Gの特徴は、超低遅延、大容量データ通信、大量同時接続などがある。エッジコンピューティングは、端末に近い場所で行うデータ処理などを指し、その結果を機器制御などで迅速に利用するといった用途での活用が期待されている。

実証実験環境の構成イメージ(出典:NTTコミュニケーションズ)
実証実験環境の構成イメージ(出典:NTTコミュニケーションズ)

 同社では、端末からの距離が異なる複数のエッジサーバーを多段で構成し、用途に応じて最適な位置でデータ処理を可能にする多段エッジコンピューティング技術を開発中。今回の実証は、これにローカル5Gの通信ネットワークを組み合わせ、トラフィック制御やセキュリティなどの機能を加えることでの技術的な検証やビジネスでの活用に求められる仕様の検討などを目的にしている。

 具体的には、同社のラグビーチーム「シャイニングアークス」が拠点としているアークス浦安パーク(千葉県浦安市)に実験環境を構築し、2020年2月からローカル5Gで用いる電波の伝搬や通信特性、システムの機能を検証する。スポーツ分野や生産工場の高度化などへの活用を想定した要件を抽出していくほか、同年4月以降はデータ活用基盤サービス「Smart Data Platform」や企業顧客の拠点とクラウド環境を接続する「Flexible InterConnect」と組み合わせた実証実験も複数の場所で行っていくという。

 併せて同社は、産業オートメーション分野でローカル5Gの規格標準化を進める「OPCファウンデーション」へ2019年中に参画する予定であることも明らかにした。

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