デル テクノロジーズ、オブジェクトストレージの新モデルなど投入

ZDNET Japan Staff

2019-11-01 12:44

 デル テクノロジーズ(デル/EMCジャパン)は11月1日、オブジェクトストレージ製品の新モデル「ECS EX500」と最新ソフトウェアの「ECS 3.4」を発表、同日に提供を開始した。

 EX500は、1つのラック内で480TB~4.6PBの範囲で構成をスケールアップできる点が特徴。ラックの増設でさらにスケールアップ(最大16ノード/ラック)ができる。デュアル10コアプロセッサーの採用で処理性能を強化したほか、フロントアクセスに対応し、ホットプラグが可能なドライブとなる。

 ECS 3.4では、セキュリティの強化によって外部の暗号鍵サーバーと連携による暗号化鍵管理をサポートするほか、監視レベルの詳細化とネイティブなGrafanaとの連携を通じてデータの視覚性を高めた。また、オブジェクト当たりのメタデータのオーバーヘッドを削減したことで、利用可能な容量を増加させている。上述のEX500をサポートしており、従来のEXシリーズストレージではアップグレードができる。

 ECS EX500とECS 3.4の標準価格は6350万円(標準的な保守・導入作業費用込み)からで、デルとEMCジャパンのビジネスパートナーから提供される。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]