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Uber Air、空飛ぶ自動車でのライドシェアに向けソフトウェア面で1歩前進

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2019-11-23 08:30

 「道だと?これから行くところに道なんて必要ない」というのは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクのセリフだ。われわれはまだその段階に到達していないものの、自動運転型の「空飛ぶ自動車」でライドシェアサービスを実現するというUberの計画は、Cesiumの提供するオープンソースの新たな3D地理空間イニシアチブによって一歩現実に近づいた。Uberの斬新な電動垂直離着陸機(eVTOL)が空を飛んでいく際には、この3D地理空間データを活用するようになるはずだ。

 CesiumのエンジニアリングチームはUberと協力し、Uberのオープンソース版地理空間情報表示フレームワークである「loaders.gl」や「deck.gl」に「3D Tiles」のサポートを追加している。Cesiumは2015年にオープン規格フォーマットとして3Dを生み出した。3Dは種類の異なる大量の3D地理空間データセットをストリーミングするために設計された。これによりHierarchical Level of Detail(HLOD)が利用可能になるため、見ることができるタイルのみがストリーミングされる。このコンセプトは、ゲームと現実世界が融合する興味深いユースケースにおいて、「Unreal Engine」によってもたらされたものだ。これらによってdeck.glは都市レベルの大規模3D地理空間データセットと点群をリアルタイムでストリーミングできるようになる。

 このため、2022年に廉価で空飛ぶUberに搭乗できるようになる頃には、同社のeVTOLは出発地点から目的地まで安全に飛行するための情報をこの技術によって得られるようになっているはずだ。空の「Google Maps」のための土台だと考えれば、あながち外れてはいない。

 Uberのコアビジュアライゼーション担当スタッフエンジニアであるIb Green氏は声明で、「Uber Airの国際展開都市であるオーストラリアのメルボルンにおける初期の点群データは、約3億5500万にも及んでいる」と述べるとともに、「3D Tilesと『Cesium ion』を用いることで、われわれが活動する都市をより優れたかたちで可視化し、われわれのプラットフォームをまたがる輸送エクスペリエンスを向上できる」と続けている。

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