ゾーホージャパン(浜市西区)は12月6日、提供する運用監視ソフトウェアの新版「ManageEngine OpManager Plus」を発表した。ネットワークを統合的に管理可能。ソフトウェアのコストや障害時の調査工数を削減するという。同日から提供する。
ネットワークの死活監視と遅滞、トラフィック、状態などの性能監視、IPアドレスやスイッチポートの管理などができる「ManageEngine OpManager」の上位版という位置づけ。
別製品の機能として提供していたネットワークのトラフィック分析やネットワーク機器の設定管理、ファイアーウォールログの管理などを統合。1つの製品として提供。サーバーのスケールアウトや再起動などの定型業務を自動化する機能「ITワークフロー」が標準で搭載されている。
ダッシュボード画面イメージ(出典:ゾーホージャパン)
必要なライセンスは監視、管理する対象や数によって変動する。例えばサーバー、ネットワークを50台、フローを15インターフェース、コンフィグを15デバイス、ファイアウォールログ解析を1デバイス、IPアドレスを250アドレス、スイッチポートを250ポートの管理には50デバイスライセンスが必要。
50デバイスライセンスを1年間利用可能な製品ライセンスに保守サポートサービスを含んだ「年間ライセンス」が税別年額利用料52万円から。無期限の製品ライセンスに初年度のみの年間保守サポートサービスは125万円から。30日間すべての機能を無料で試用できる評価版も提供する。
価格表、上限数(出典:ゾーホージャパン)