キヤノンマーケティングジャパン、EDRの運用監視サービスを発表

ZDNET Japan Staff

2020-04-21 11:15

 キヤノンマーケティングジャパンは4月21日、サイバーセキュリティのEDR(エンドポイント検知・対応)製品の運用や監視を支援する「EDR運用監視サービス」を発表した。5月8日に提供を開始する。

 新サービスは、2019年5月に発売したスロバキアのESETが開発を手掛けるEDRソフトウェア「ESET Enterprise Inspector(EEI)」を活用し、PCなどのエンドポイントに侵入する高度なマルウェアなどの脅威の検知および対応における運用業務を支援する。

 EEIは、各エンドポイントに配備するツールと各ツールからデータを収集、統合するサーバーで構成される。今回のサービスでは、キヤノンマーケティングジャパンが協業するブロードバンドセキュリティのセキュリティ監視センター(SOC)と連携し、EEIのサーバーからのアラートや各種ログデータなどを24時間体制で運用監視する。検知されたアラートなどはSOCのアナリストが分析して必要に応じて利用企業に通知するほか、レポートも提供する。

サービスイメージ
サービスイメージ

 サービスメニューは、検知イベントの通知やポータル機能、月次レポートの「エントリープラン」と、エントリーの内容に加えてイベントの分析や端末の隔離なども行う「スタンダートプラン」の2種類。オプションメニューで月次報告会の実施やフォレンジック対応支援なども用意する。端末1台当たりの年間利用料はエントリープランが2300円、スタンダートプランが3800円(導入費用やソフトウェアライセンス、ハードウェア費用などが別途必要)。

 キヤノンマーケティングジャパンでは2021年までに100社の利用を見込んでいる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  2. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  3. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  4. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  5. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]