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調査

国内ITサービス市場、Win7終了・元号改正などが成長後押し

ZDNet Japan Staff

2020-02-17 15:55

 IDC Japanは2月17日、国内ITサービス市場の見通しを発表した。2020年以降も堅調な成長を続け、2024年には6兆4262億円の規模になると予測した。2019年は前年比で3.2%増の5兆8558億円になった。「既存システムの刷新/更新需要」「消費増税前の駆け込み」「Windows 7のサポート終了に伴う買い替え」「元号改正・消費税率変更対応」などが特需となり、4年ぶりに3%台の水準に成長率が上昇したという。

 レガシーシステムはデジタルトランスフォーメーション(DX)を阻害する技術的負債(IT負債)であり、その刷新は不可欠であるという認識が広がりつつある。また、レガシーシステムを含め、情報システムの刷新や構築を行う際にクラウドサービスの利用を最優先とする「クラウドファースト」の考え方も急速に浸透している。

 2020年は特需の反動減になるといい、国内ITサービス市場の成長率は鈍化するものの、老朽化したレガシーシステムの刷新やクラウド環境への移行、ITを活用した働き方改革や業務プロセス効率化の需要が、2020年以降の市場の成長を支えるとしている。2019~2024年の年平均成長率(CAGR)は1.9%で推移すると予測した。

 また、企業のDXを支援するためのデジタル人材の育成と獲得、市場価値に基づく報酬制度の導入など、人材戦略を強化するITサービス事業者の取り組みが加速。ITサービス事業者にとって、従業員との接点をあらゆる角度から見直し、従業員一人ひとりのエンゲージメントを高めることが重要になっていると指摘した。

 IDC JapanでITサービス リサーチマネージャーを務める木村聡宏氏は「DXを推進する上で人材戦略の強化は不可欠であり、ITサービス事業者は従業員体験の向上に取り組むべきである」と述べた。

国内ITサービス市場 支出額予測:2019~2024年(出典:IDC Japan)
国内ITサービス市場 支出額予測:2019~2024年(出典:IDC Japan)

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