メール配信「MailPublisher」にHTMLとテキストのメール自動送り分け機能

藤代格 (編集部)

2020-03-26 06:45

 エンバーポイント(千代田区)は3月24日、HTMLメールとテキストメールを自動で送り分けできる「スマートメール」など、メール配信サービス「MailPublisher」の新機能を発表した。同日から提供する。

 一つの送信先アドレスリストに1つのメール原稿で1回の配信設定だけで、受信環境に応じて自動的にHTMLメールとテキストメールを送り分けできるという。MailPublisherのうち、ファイルベースでメールを配信できる「Smart Edition」で活用できる。

 オプションとなる「デバイス判定データベース」機能を併用すれば、過去のメール配信結果から取得した受信環境情報を参照。精度を高められるとしている。

スマートメールイメージ図(出典:エンバーポイント)
スマートメールイメージ図(出典:エンバーポイント)

 MailPublisherは、Smart Editionのほかフォームの作成、会員情報の収集からデータ管理、効果測定などが一つのプラットフォームで可能な「FormFactory」、購入明細や会員登録完了といったユーザーの行動を起点に自動配信されるトランザクションメールの到達率を高めるSMTPリレーサービス「Transaction」の計3サービスがある。

 3サービス共通では、誤操作による配信事故リスクを低減できるメール配信時の一部設定情報のデフォルト値登録、携帯向けUnicode絵文字配信、メール記事ごとの配信速度設定など、ユーザーの声をもとに実用的な機能を追加したとしている。

 エンバーポイントは、2019年11月にチーターデジタル(旧エクスペリアンジャパン)から社名を変更。同時に「Cross-Channel Marketing Platform」事業を分離している。

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