エーティーワークス、自社開発サーバー新版--1Uスペースに4台搭載の省スペース

藤代格 (編集部)

2020-08-12 07:00

 ITベンダーのエーティーワークス(富山県富山市)は8月5日、自社開発するオリジナルIAサーバーの新版「radserv AXE 1/4U Mode」を発表した。19インチラックの1Uスペースに4台搭載できる省スペースモデル。8月4日から販売している。

 Coffee Lake世代の最大6コア12スレッドのCPU「Xeon E-2100」シリーズのプロセッサーを搭載可能。用途に応じてCeleronなども選択できるという。最大メモリは32GB、ソリッドステートドライブ(SSD)はNVM Express(NVMe)接続対応のM.2 SSDを搭載できるとしている。

 筐体はフルとなる1Uサイズの4分の1のシャーシを採用。用途に合わせてさまざまに活用できる拡張用のPCI-Expressスロットを2つ用意し、1Gbps、10Gbpsのネットワークカード(NIC)やRAIDカードなどを搭載できるという。通常のサーバーとしての活用のほか、1Uスペースに2台並べて冗長構成をとれるネットワークアプライアンス機器としても活用できるとしている。

サイズイメージ(出典:エーティーワークス)
サイズイメージ(出典:エーティーワークス)

 電源は容量350Wのニプロン(兵庫県尼崎市)製。定格入出力、周囲温度40度の環境における製品期待寿命は8年以上になるという。

インターフェイス一覧(出典:エーティーワークス)
インターフェイス一覧(出典:エーティーワークス)
筐体(出典:エーティーワークス)
筐体(出典:エーティーワークス)

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