PCショップ「パソコン工房」「グッドウィル」などを運営するMCJグループのユニットコム(大阪市浪速区)は9月13日、ビジネス向けブランド「SOLUTION∞(インフィニティ)」の新型サーバーを発表した。Supermicroのベアボーンを採用し、「Supermicroシリーズ」として3機種を発売する。
いずれもCoffee Lake世代のCPU「Celeron G4900」、Linuxディストリビューション「CentOS」を搭載。見込受注生産(Build To Order:BTO)方式を採用し、Windows Server 2016への変更などにも対応するとしている。製品出荷から2年間のセンドバック保証も標準で付帯する。
Supermicroは、サーバーやワークステーションなどを開発、供給するハードウェアベンダー。 サーバー向けマザーボードや電源など、自社で設計、開発しているという。
ユニットコムでは、同社のベアボーンをベースに用途に沿ったカスタマイズを施すことで、ハイエンドサーバー並の堅牢性をコンパクトサイズで実現できると説明している。
税別の通常価格はミニタワーサーバー「SOLUTION-5039CI-C-UCTW」が12万9980円から、「SOLUTION-5029CT-C-UCTW」が13万4980円から、1Uラックマウントサーバー「SOLUTION-5019CM-C-UCTW」が15万9980円から。
左上:SOLUTION-5039CI-C-UCTW、右上:SOLUTION-5029CT-C-UCTW、下:SOLUTION-5019CM-C-UCTW(出典:ユニットコム)
SOLUTION∞は、ユニットコムがiiyamaPCブランド「∞シリーズ」内で展開する、ジャンルごとに特化させたブランドの一つ。基本となる「STYLE∞」、ゲーム向けの「LEVEL∞」、クリエイター向けの「SENSE∞」を合わせた4つで展開している。