「Chromebook」の販売台数が急増する中、Googleの「Chrome OS」チームは、技術開発者やデザイナー、製品マネージャー、ビジネスリーダーにとって有用なChrome OSのリソースをそろえたオンラインハブ「ChromeOS.dev」を公開した。
ChromeOS.devには、技術リソースやチュートリアル、製品発表、コードのサンプルなどが用意されている。現在、英語版とスペイン語版があり、初心者やエキスパート、ウェブ開発者、「Android」や「Linux」の開発者など、さまざまな開発者を対象としている。
「Google Play」ストアには、より大型の画面に最適化されたアプリがすでに多数ある。それでも、成長の余地はまだあるという。Googleは公式ブログで、「われわれが切り開いた新たな現実により、画面の大きな機器に適した便利で魅力あるアプリのニーズが高まる中、Chrome OSをさらに汎用性が高く、カスタマイズ可能で直観的なものにすることによって、プロセスを合理化しようと懸命に取り組んでいる」と述べた。
Chromebookの販売台数は、3〜6月期に前年同期比で127%増加した。調査会社のNPD Groupによると、米国におけるノートPCカテゴリーのその他の製品は、40%増だったという。
GoogleはChrome OSの開発者向け新機能も発表した。その1つがChrome OSでの「Android Emulator」サポートだ。対応するChromebookを所有する開発者は、あらゆるAndroidバージョンや機器向けのアプリをテストできるようになる。
Chrome OSの「Terminal」では、統合型のタブやショートカット、カスタマイズ可能なテーマなど、カスタマイズ可能なLinuxターミナルが利用できるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。