マイクロソフト、「Teams」のタスクアプリを一般提供に

Liam Tung (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-10-13 12:50

 Microsoftは米国時間10月9日、コラボレーションツール「Microsoft Teams」の新しい「タスク」アプリを一般公開したと発表した。同社は7月から同アプリを少数のユーザー向けに展開していた。このほど、米政府機関向けクラウドのユーザーを除いて、「Microsoft 365」のすべてのユーザーへの提供が完了した。

 Microsoftがタスクアプリを発表したのは、「Ignite 2019」でのことだった。この機能は、「Microsoft Planner」と「Microsoft To Do」を統合したもので、新型コロナウイルスの影響でリモートワークしている人たちを支援するツールを作ろうとする同社の取り組みの1つだ。

 Teamsのタスクビューでは、チームの計画や個人のタスクを一覧できる。

 Microsoftは、「Android」版や「iOS」版のTeamsにも、間もなくタスクアプリを追加する予定だ。政府機関向けクラウドユーザーを除くすべてのユーザーを対象にしており、11月中には完了する。タスク機能は、モバイルアプリでは画面下の「その他」(…)のオプションから表示できる。

 Microsoftはまた、タブのチャットや会話からタスクを作成できる機能に取り組んでいる。

 Teamsのタスクアプリは、Microsoft 365の各製品(「Outlook」「Planner」「To Do」や、「Word」「Excel」「PowerPoint」などの「Office」アプリケーション)で一貫したタスク管理体験を提供しようとするMicrosoftの取り組みの一環でもある。Teamsはこの計画の中で、PlannerとTo Doを統合するための中心的な役割を果たしている。

タスクアプリ
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]