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マイクロソフト「Teams」に「Power Platform」アプリ--ローコード開発など支援

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-11-17 14:08

 Microsoftは米国時間11月16日、「Microsoft Teams」向け「Power Apps」「Power Automate」「Power Virtual Agents」アプリの一般提供を開始したと発表した。また、Teams向けのデータ管理プラットフォーム「Project Oakdale」の名称を「Microsoft Dataverse」にした上で、一般提供を開始している。

Microsoft Teams
提供:Microsoft

 Microsoftは、これらのローコード、ノーコードサービスをTeams内で利用できるようにすることで、コラボレーションに限らず、さまざまな業務のためのハブとしてのTeamsの役割を拡大させようとしている。

 Teams向けのPower Appsアプリにより、ユーザーはTeams内でローコードアプリの開発や管理が可能になる。また、Teams向けのPower Automateにより、Teams内の定型作業を自動化するためのワークフローの構築が可能になる。さらに、Teams向けのPower Virtual Agentsにより、ITヘルプデスクから、人事関連の問題の解決に至るまでのさまざまなシナリオをTeams内で取り扱えるようなボット群を容易に開発、配備できるようになる。

 同社は7月後半に、「Project Oakdale」という開発コード名で呼ばれていたTeams向けの「Microsoft Common Data Service(CDS)」を「Dataflex」に、またCDS自体を「Dataflex Pro」にするリブランディングを発表していた。しかし、Data Access Worldwideという別の会社がDataflexという商標を既に保有しており、Microsoftに商標権を侵害されたと訴えたため、Microsoftは当初の「Project Oakdale」という開発コード名を使用していたようだ。そして今回、Dataverseという新名称の発表に至った。

 筆者はMicrosoftに、DataverseとDataverse Proを新たなブランディングに利用するのかどうか聞いたが返答はなかった。しかし、Dynamics 365とPower Platformのコミュニティメンバーのおかげで、今回の新名称の発表により2種類のデータ管理プラットフォームが「Dataverse」という名を冠するようになることが分かった。つまり、CDS(7月の発表でDataflex Proと呼ばれていたもの)がDataverseに、Teams向けのCDS(7月の発表でDataflexと呼ばれていたもの)が「Dataverse for Teams」にリブランディングされる。

 また、パートナーや開発者がカスタムアプリを構築する際に、「Microsoft Teams Toolkit for Visual Studio」「Microsoft Teams Toolkit for Visual Studio Code」などのプロフェッショナルグレードの開発ツールを利用してTeamsアプリを開発することができる。さらに「SharePoint Framework(SPFx)」を利用してTeamsアプリを開発することもできるとMicrosoftは述べている。

 またMicrosoftは同日、「Microsoft Teams apps for meetings」とともに、Teams専用のアプリストアから入手できる20種近くの新たなTeams向けミーティングアプリの一般提供開始を発表した。利用可能なアプリには、Asana、HireVue、Monday.com、Slido、Teamflectのアプリのほか、 Microsoftmの「Forms」などがある。

 例えば、AsanaアプリをTeamsのミーティング招待状に追加し、より迅速かつ容易に新たなアクション項目を作成できるようになる。また、Slidoでは、アプリとTeamsミーティングの間を行き来せず、Teams内で直接作業ができるようになるとMicrosoftは説明している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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