バイデン大統領就任でホワイトハウスの公式サイト刷新、アクセシビリティ向上--隠しメッセージも

Shelby Brown (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 長谷睦 (ガリレオ)

2021-01-21 12:07

 Joe Biden大統領とKamala Harris副大統領の就任式を経て、ホワイトハウスの公式ウェブサイトは大幅な刷新が進められており、洗練されたダークモードや、フォントサイズを変更する機能が採用されている。さらに、新しくなったサイトのHTMLコードに、プログラマーでもない限り見つけられないような、イースターエッグが仕込まれていることがわかった。

Joe Biden大統領
提供:Alex Wong/Getty Images

 Protocolの報道によると、HTMLコード内にコメントの形で「あなたがこれを読んでいるなら、そんなあなたの力がよりよい再建に必要だ」と書かれている。この1文に続いて、政府をテクノロジー面で支援する組織米国デジタルサービス(USDS)のウェブサイトへのリンクが入っている。

 Biden陣営は2020年にも、選挙運動のウェブサイトのソースコードにイースターエッグを隠していた。Biden氏のグッズを購入するためのコードのすぐ上に、ブロック体の白抜き文字で「マスクをつけよう」と大きく書かれたメッセージが仕込まれていた。

 新しくなったホワイトサイトのウェブサイトには、アクセスビリティに関する声明のページがあり、「すべての人に向けたアクセシビリティへのコミットメントを、このサイト、そしてすべての米国人がすべての機能、すべてのコンテンツにアクセスできるようにする私たちの取り組みで始める」とのメッセージが書かれている。

 また、アクセシビリティへの対応で、「Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)バージョン2.1」レベルAAの基準に準拠するよう取り組むとしている。

 新しくなったホワイトハウスのサイトにはスペイン語のオプションもある。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. 開発

    「スピード感のある価値提供」と「高品質な製品」を両立させるテスト会社の使い方

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]