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富士通、洪水時の河川水位をAIで予測--富士通がシステム販売

NO BUDGET

2021-03-08 10:03

 富士通は、過去の雨量や水位データと気象関連機関が配信する数時間先の気象データから洪水時の河川水位を予測するシステム「FUJITSU Public Sector Solution Social Century Resilience AI水管理予測システム powered by Zinrai」を開発し、販売を開始した。

システム導入イメージ
システム導入イメージ

 同システムにより、自治体では、迅速かつ的確に現場出動や避難勧告発令の意思決定が可能になるほか、企業では自社の水防活動など、水害における防災や減災に向けた取り組みを大幅に強化できる。

 同システムでは、雨量や水位などの過去の観測データを機械学習させた水位予測モデルにより、河川測量が実施されていない地点や水位計などの観測設備が近年整備され水位データが少ない中小規模の河川についても、リアルタイムで水位予測を可能にした。また、河川改修や洪水などに伴う環境変化に対しても、変化後の雨量や水位の少量のデータを用いて再学習させることで、水位予測モデルを短期間で最適化させられる。

 水位予測モデルは富士通と富士通研究所が共同開発した。このモデルを組み込み、予測対象の水位局と関連する雨量局の現在の水位、雨量データ、気象庁から受信する予報雨量をもとに同システムで変換された関連雨量局地点の予測雨量から、10分ごとに6時間先までの予測水位をリアルタイムに算出する。

 また気象庁雨量データ変換機能により、気象庁からオンラインで受信する降水ナウキャストや降水短時間予報の1kmメッシュごとの予報雨量の位置情報をもとに、リアルタイムに関連雨量局地点の予測雨量に変換する。

 データベースから取得した水位予測結果を自動でグラフ表示するコンテンツ作成機能により、各水位局の基準水位の超過予測を危険度予測マップとして表示・可視化することで、現場出動などの対応や避難勧告発令に向けた迅速かつ的確な意思決定を支援できる。

 同システムの販売価格は税別600万円。

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