三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は、会計業務の共通化にオラクルのERP(統合基幹業務システム)ソリューション「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(ERP)」を採用した。
2023年4月からSMBCグループ各社へ段階的に導入される予定。導入プロジェクトは、日本オラクルのコンサルティングサービス部門が支援する。
同グループでは、従来、各社が異なる経理業務プロセスで独自のシステムを運用して業務を遂行していた。しかし昨今、全グループ会社における業務プロセスを標準化し、ビジネスとともに進化を続ける単一の会計基盤を必要としていた。
複数のERP製品を検討した結果、「Oracle Fusion Cloud Procurement」と「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management(EPM)」を含むFusion Cloud ERPを選択した。これらのアプリケーション製品は「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上で稼動する。
Fusion Cloud EPMを活用することで、グループ全体の予実/採算管理が行えるようになり、グループ全体での経営戦略立案と最適な意思決定を支援できる。これらの「Oracle Fusion Applications」により、90日ごとに常にアップデートされる機能を活用でき、継続的に最新のイノベーションのメリットを享受できる。