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ドン・キホーテ、RPAプラットフォームで約170の業務を自動化

NO BUDGET

2021-06-16 11:36

 「ドン・キホーテ」「ユニー」「長崎屋」などの小売・流通業を多角的に展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、RPAプラットフォーム「UiPath」を導入した。

 RPAの専任チームにより、PPIHでは、2021年2月末の段階でドン・キホーテの店舗業務を中心に現場から寄せられていた250の自動化案件のうち、約170に上る業務をUiPathにより自動化している。

 導入当初、PPIHでは、社内から多くの業務自動化への要望が寄せられても、RPAの担当課が兼任体制であったことから、RPAの活用が思うように進まないという問題に直面していた。

 そこでPPIHでは、RPA課の人員を専任化すべく方針を転換し、社内リクルート制度でRPA課への転属を希望する人員を募集するとともに、社外に向けた求人も実施した。その結果、およそ1年後には、情報システム部のみならず、社内の他の間接部門に所属していた人員に加え、外部からはIT系専門学校で教員を務めていた人や趣味的にRPAに取り組んでいた人、さらには主婦を生業としていた人などを採用し、いずれも業務としてRPAに取り組んだ経験が全くないメンバーによる専任体制でRPA課を編成した。

 同社はUiPathの選定理由として無料オンライン学習サービスの活用やUiPath Community Editionを使った実習などを挙げていた。これらサービスやOJTに取り組むことで、およそ数週間から3カ月程度で、全員がUiPath上でのRPA開発のスキルを習得することができたという。

 自動化の例としては、ドン・キホーテの各店舗にインバウンドで訪れる中国人旅行客のAlipayやWeChat Payなどのキャッシュレス決済情報を日次でレジのデータと突き合わせる日々何時間もかけていた作業をRPAによって自動化した。

 また、ドン・キホーテの各店舗向けの分析レポート配信も自動化した。社内システムから売上関連データなどを抽出して、各店舗の求めるフォーマットで事業戦略に役立つレポートを生成して提供している。

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