ウイングアーク、「MotionBoard Ver.6.2」を発売--3Dマップ強化で製造業DXを推進

ZDNET Japan Staff

2021-06-22 15:38

 ウイングアーク1stは6月22日、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールの新版「MotionBoard Ver.6.2」を発売した。3Dマップアイテムを機能強化し、動的オブジェクトの実装が可能になった。

 具体的には、配置するオブジェクトに対してひも付けるデータの内容変更に応じて、位置や大きさなどオブジェクトの状態を変更できるようになった。これにより移動物体の表現や設備の稼働や異常発生時のアラート表現をすることが可能になった。

 製造現場や生産現場の状況をデジタル空間上で再現することで、例えば、生産部門と経営/営業部門の間でスピーディーな情報伝達を可能にしたり、生産現場の状況を分かりやすく伝えたりできるようになる。同社は「製造業のDX(デジタル変革)推進」を狙う。

 また、ダッシュボード上に配置したアイテムの設定内容をHTMLファイルで出力可能になったほか、チャート、明細表、地図アイテムからCSV/Excelデータをパスワード付のZIPファイルでダウンロード可能になった。従来の日本語、英語、中国語に加え、新たに20言語に機械翻訳で対応した。

 クラウド版とパッケージ版が用意される。クラウド版は10ユーザー当たり月額3万円(税別)、パッケージ製品は同230万円(初年度の年間保守料金を含む)。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]