大日本印刷(DNP)、丸善雄松堂、セカンドアカデミー、日本ユニシスは共同で、大学のオンライン授業や社会人向け公開講座などを一元的に管理するサービス「オンラインアカデミー」を開発し、提供を開始した。
サービスの提供金額は、大学のオンライン講座を年間100コマ実施する場合、初期導入費用が20万円程度、月額利用料と開講手数料を含めた年間運用費用が50万円程度だという。
DNPと日本ユニシスがプラットフォーム開発/運用を担当し、セカンドアカデミーと丸善雄松堂がサービスの販売/提供を行う。
同サービスでは、プラットフォーム上でオンライン授業/講座に関する案内や教材の配布、出欠管理など多様な管理機能を提供する。管理者は、管理者ページでオンライン授業/講座ごとにさまざまな情報を登録できる。
これにより、授業のカリキュラムをスムーズに編成できるほか、授業の案内や必要な教材/資料の配布、課題の管理などを一元的に行うことができる。また、質疑応答といった学生とのコミュニケーションや、受講/学習状況の把握も容易となる。
登録できる情報には、「Zoom」「Teams」のオンライン授業/講座の配信データ、教員が用意する教材や課題、オンラインテスト、アンケート記録などがある。
登録した授業データは「DNPハイブリッド編集・制作ソリューション」を用いて、紙やデジタルのカタログにも展開することが可能。受講者はプラットフォーム上のマイページ(受講者ページ)から授業にログインし、マイページからあらゆる情報を把握した上で授業に臨むことができる。