沖縄そば麺、サータアンダギーといった沖縄商材の小売りや卸売り、製造 などを事業とするおきなわ物産センター(横浜市鶴見区、従業員数26人)は、オフィス以外の業務現場向けモバイルアプリを簡単に開発、運用、配布できる「Platio(プラティオ)」を導入。
1人当たりの報告作業工数を月4時間削減し、紙の報告書をなくしたという。7月20日、提供するアステリア(品川区)が発表した。
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自社工場で製造する沖縄そば麺やサータアンダギーの製造管理に、紙と「Excel」を活用。使った原材料の量や製造時間、工数などを毎日紙に記録し、事務所備え付けのPCで毎週Excelに転記、集計していたという。
入力の手間や、データを取り込むまでの1週間のタイムラグなどが課題だったとしている。
Platioを活用し、「製造日報」アプリを3日で作成。工場にいるスタッフのスマートフォンから製造報告を入力できるという。ペーパーレス化しつつ、1人当たりの報告作業工数を月4時間削減できたとしている。
Platioの基本機能と集計データを活用し、グラフなどによる推移の可視化、1時間ごとの製造量平均値の自動算出などができるという。
1日当たりの基準目標の設定や傾向分析が可能となり、最適な人員配置によるコスト削減、売上拡大に向けた製造計画の策定などができると説明。
戦略の立案、生産性向上に向けた意識改善につながっているとしている。
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