AVILEN、ディジタルグロースアカデミア、NEC、日立アカデミー、Rejouiは、9月から開催される「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル」(DS検定)の受験対策用テキストを共同開発する。
テキスト開発は8月下旬に完了予定で、開発に参画する5社それぞれが順次開催するDS検定対策講座で活用する。
同検定では、アシスタントデータサイエンティストレベルと、数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが公開している数理、データサイエンス、人工知能(AI)におけるモデルカリキュラムを総合し、実務能力と知識を有するか否かを測る。
数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムは、分野を問わず、全ての大学・高専生を対象にした「数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラム 〜データ思考の涵養(かんよう)〜」を取りまとめ、普及に向けた活動に取り組んでいる。
データサイエンティスト協会では、2015、2017、2019年と3回にわたり、データサイエンティストに必要なスキルや知識をスキルチェックリストとタスクリストとして定義・公開している。
スキルチェックリストとタスクリストは、データサイエンス力、データエンジニアリング力、ビジネス力の3領域で構成され、それぞれ3段階のレベルで定義される。「アシスタントデータサイエンティスト(見習いレベル)」は星1、「アソシエートデータサイエンティスト(独り立ちレベル)」は星2、「フルデータサイエンティスト(棟梁レベル)」は星3だという。