マイクロフォーカスは9月17日、COBOLとメインフレームシステム向けアプリケーション開発/実行環境製品「Micro Focus Visual COBOL」および「Micro Focus エンタープライズ製品」の最新版(バージョン7)を発売した。10月16日に出荷を開始する。
最新版では、Microsoft Visual Studio Code(VS Code)を利用したCOBOL開発向けの拡張機能をマーケットプレイス経由で提供する。VS Code上の入力支援機能を利用して、コンパイルやデバッグの作業が行えるようになる。
また、高可用性の確保を支援するため、メインフレームデータをOracleのクラウド環境でホスティングできるようになった。Oracle Coherenceのサポートがプレビューに含まれ、同環境を用いたリソース拡張などにおいて、処理性能と可用性を備えたクラスター構成を利用できる。
この他に、セキュリティ解析ツールのFortifyが統合され、COBOLおよびメインフレームアプリケーションの脆弱性検査などが行える。Enterprise Serverでは内部パスワードのVaultシステムのセキュリティを強化し、Hashicorpのツールを用いた権限管理などが新たにできるようになった。