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海外コメンタリー

Python開発者コミュニティーの今とこれから--元エグゼクティブディレクターに聞く

Owen Hughes (ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2022-01-07 06:30

 Python Software Foundation(PSF)は2001年以来、Pythonプロジェクトをけん引する原動力であり続けてきている。非営利組織であるPSFはこのオープンソース言語のライセンスを管理するだけでなく、世界各地に散らばっている1010万人以上の開発者の大規模ネットワークであるPythonコミュニティーの成長を支える役割を担っている。そしてこれら開発者の多くは、Pythonの継続的な開発に貢献している。

Python
提供:Shutterstock

 とは言うものの、パートタイムのボランティアに比重を置いて開発を進めていこうとする場合、物事の進展に時間がかかることもある。コントリビューター各人が同言語に対する固有の関心を抱いており、それぞれが特定の方向に舵を切ろうとしている場合には特に時間がかかりがちだ。

 12月初旬までPSFのエグゼクティブディレクターを務めていたEwa Jodlowska氏は、「われわれはこの状況との折り合いのつけ方を学んだ」と述べた。

 「私はこれが問題だとは考えていない。どのようなものにせよ方向性や変更についてコミュニティーの合意を得るには時間がかかるため、何をやるにしても長い時間が必要になるというだけだ。Pythonをはじめとする数多くのオープンソースコミュニティーにおいては、トップダウンの意思決定など存在しない。意思決定は、コミュニティーが議論に関与した末になされることになっている」(Jodlowska氏)

 コミュニティーは常にプログラミング言語Pythonの中心に据えられている。しかし、この言語のコア部分にフルタイムで携わっている開発者はほんの一握りであり、言語に対する貢献の多くはたくさんのボランティアの手によって成し遂げられている。

 こうしたボランティアを集めるには、大規模なアウトリーチと、言語を進歩させていくための強力なコラボレーションを生み出すコミュニティーが必要となる。Jodlowska氏は米ZDNetに対して「こういったアウトリーチの構築と、それをグローバルなコミュニティーに成長させていくことが、われわれのやってきた作業の中でとても大きく、私にとって最も誇れる部分だ」と述べた。

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