小田急不動産は、統合ITセキュリティソフト「AssetView CLOUD」を導入した。同製品を提供するハンモックが発表した。
AssetViewは、PCの資産管理や情報漏えい対策を強化する法人向けソフトで、単機能からオーダーメイド感覚で始められる点が特徴だという。クラウド/オンプレミス版が用意されている。
小田急不動産では、テレワークを推進する中、社外ネットワークで利用される端末が急激に増加し、旧来のオンプレミス型システムでは端末管理に限界が見えてきたという。また「Windows10」の更新管理についても、現行のWSUS(Windows Server Update Services)では管理者の作業負荷、運用難易度が高い上に社内LANでの運用を前提としているため、テレワークへの対応が困難だった。これらの課題を解決するため、今回の導入に至った。
AssetView CLOUDについて同社は、クラウド経由で社内外を問わずヘルプデスク対応が可能で、WSUSに依存しないWindows10の更新管理を実現し、管理者の運用負荷を軽減できることなどを評価した。専門知識がなくても直感的に操作できる管理コンソールの操作性も採用のポイントとなった。