人工知能(AI)契約審査プラットフォーム「LegalForce」を提供するLegalForceは2月18日、契約業務における案件依頼の受付に対応する「案件管理」機能をアップデートし、案件詳細画面から最新の契約書を取り込むことのできる機能を公開した。
今回のアップデートにより、契約書の版管理にかかる工数やミス、契約書のやりとりで発生しがちな行き違いなどによるトラブルが解消されるという。
LegalForceの機能として2021年10月にリリースされた案件管理機能は、各企業専用に発行されたメールアドレスを宛先に入れて契約書の作成や審査を依頼するメールを送ることでその内容を自動的にLegalForceに反映し、案件受付を実行する。依頼された案件が一覧できるため、担当者や進行状況などを一元管理することができる。
契約業務では、事業部と法務部、事業部と契約相手の間で契約書のやりとりが複数回発生するため、版管理が煩雑となる。今回のアップデートにより、案件管理機能の案件詳細画面より、メールに添付されている契約書をワンクリックで取り込み、最新版として版管理することができるようになった。これにより、版管理にかかる工数やミスなどを削減することができるようになるとLegalForceは説明する。