Microsoftは米国時間11月10日、「Windows 11 Insider Preview」の「Build 22621.891」と「Build 22623.891」をBetaチャネルで提供開始した。PCで実行中のプロセスを確認できる「タスクマネージャー」に重要なアップデートを加えている。
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タスクマネージャーの主要な変更点は、ユーザーから最も要望の多かった機能の1つである、プロセスのフィルタリング機能だ。今回のアップデートにはこのほか、タスクマネージャー固有のダークモード設定など、歓迎すべき視覚的な変更も含まれている。
タスクマネージャーでは、バイナリ名やPID、発行者名でプロセスを絞り込めるようになった。このフィルターは、ページを切り替えても適用される。
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Microsoftはリリースノートで、「タスクマネージャーにプロセスのフィルタリング機能が加わる。プロセスの絞り込みや検索は、ユーザーからの要望が最も多かった機能だ。バイナリ名、PID、発行者名でプロセスを絞り込むことが可能になる。フィルターのアルゴリズムは、コンテキストキーワードと一致している可能性があるすべての候補を抽出し、現在のページに表示する」としている。
「フィルターは、ページを切り替えても適用される。また、キーボードショートカットの『ALT』+『F』を使用してフィルターボックスにフォーカスすることもできる。これは、1つまたは複数のプロセスを抽出してアクションを実行したいときや、フィルタリングされたプロセスのパフォーマンスを監視したいときに便利だ」(同社)
また、タスクマネージャーの「設定」では、Windowsの設定に関わらず、新しい「アプリテーマ」の項目で「ライト」「ダーク」「システム設定を使用する」の3種類から選択できるようになった。
タスクマネージャーはアプリ内ダイアログでもダークテーマをサポートするようになった。「『新しいタスクを実行する』と『プロパティ』のダイアログを除くすべてのダイアログがテーマをサポートし、アプリ固有のテーマかWindowsのテーマのいずれかに準拠するようになった」という。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。