TIOBEのプログラミング言語指標で、「C++」が「Java」を抜いて、3番目に人気のある言語になった。
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オランダのソフトウェア品質テスト会社TIOBE Softwareの最高経営責任者(CEO)であるPaul Jansen氏によると、TIOBE指標でC++がJavaを抜いたのは初めてのことであり、Javaがトップ3に入らなかったのは2001年以来初めてのことだという。
「C++の人気が高まる一方で、Javaの人気は低下している。TIOBE指標の歴史で初めて、C++がJavaよりも上位にランクインした。つまり、Javaは4位に転落した」とJansen氏。「2001年にTIOBE指標の発表が開始されて以来、Javaがトップ3から脱落したのは、今回が初めてだ」
Jansen氏は、「Kotlin」と「Julia」がトップ20に近づきつつあることにも言及している。KotlinはJavaと互換性があり、GoogleはKotlinをAndroidアプリ開発用言語としてサポートしている。一方、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが2012年に公開したJuliaは、データサイエンス分野で人気がある。
アナリスト企業のRedMonkは2018年、「Python」のライバルになる可能性がある言語として、Juliaを挙げた。Juliaは、RedMonkが2022年6月に発表した最新のトップ20リストにはランクインしていないが、もう少しのところまで来ている。
前年のTIOBE指標と比較すると、大幅に順位を上げたトップ20の言語には、「Rust」(27位から20位に)、「Objective-C」(29位から19位に)、「MATLAB」(20位から14位に)、Googleの「Go」言語(19位から12位に)などがある。
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Appleは同社のプラットフォーム向けのアプリ開発用言語としてObjective-Cよりも「Swift」を推奨しているが、2021年12月のTIOBE指標で10位だったSwiftは今回、15位に順位を下げた。RedMonkの指標では、SwiftとObjective-Cは接戦を繰り広げており、それぞれ11位と12位にランクインしている。最も使用されているプログラミング言語をランク付けしたStack Overflowのリストでは、Swiftは19位にランクインし、27位のObjective-Cを上回った。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。