アマゾン、マイクロソフトの最高製品責任者パノス・パネイ氏の入社を発表

Oscar Gonzalez (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2023-09-28 10:44

 Amazonは米国時間9月27日、Microsoftの最高製品責任者として「Surface」と「Windows 11」の開発を統括してきたPanos Panay氏が10月末から同社に参画することを発表した。デバイス&サービス部門を率いるという。

Panos Panay氏
提供:Sarah Tew/CNET

 Microsoftは18日、Panay氏の退社を電子メールで発表した。同氏は、Windows and Devices部門を統括していた。

 「Panos、当社の製品、文化、企業、業界にこの20年間影響を与えてくれてありがとう。あなたの主導力、サポート、Microsoftと当社の顧客とパートナーにあなたがしてくれたすべてのことに、私は感謝している」と、Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSatya Nadella氏は声明で述べた。

 Panay氏は同日、同社を去る決意をポストした

 「Microsoftで過ごした素晴らしい19年間を経て、心機一転、新たなスタートを切ることにした」と同氏は述べた。「Microsoftで過ごした年月と、共に製品を開発することができた素晴らしい人々への感謝を忘れない」(Panay氏)

 Panay氏は、2008年にSurfaceの開発を始めた。タッチベースの制御を取り入れた「Windows 8」のリリースに合わせて、Microsoft独自のタッチベースハードウェアを開発するというのが、同社の当時の狙いだった。Surfaceが2012年に初めて発売されて以来、Panay氏はSurfaceの顔として、Microsoftのイベントで最新製品を発表する際には、決まって登壇していた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]