グーグル、AIを活用した取り組みの最新状況を報告--洪水予測や信号の待ち時間短縮など

Artie Beaty (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2023-10-11 10:22

 Googleは米国時間10月10日、悪天候に関連する取り組みなどの最新状況を発表した。

Flood Hub
提供:Google

 Googleは2018年から、人工知能(AI)を活用した洪水予測ツール「Flood Hub」によって、各地の洪水を予測している。このツールは公開データを処理して、洪水が発生する最大7日前に地方自治体や支援機関に警告を送信するものだ。

 Flood Hubはこれまで、世界中の80カ国、4億6000万人を対象に予測を提供してきた。今回、米国、カナダでも提供が開始され、川沿いの800以上の地域が予測対象に追加された。

 また、同社は衛星画像とAIを利用して、山火事がどの範囲に広がるかを、ほぼリアルタイム(15分以内)に予測できる。この情報は米国、カナダ、メキシコ、オーストラリアのGoogle検索とGoogleマップ上で提供されている。今回、米森林局との提携により、現行の火災延焼モデルに対して50年間で最大規模のアップデートを加えたと、Googleは述べている。

 その他にも同社は、「Project Green Light」の進捗も報告している。Project Green LightではAIを使用して、都市のエンジニアが交差点の交通が可能な限り迅速に流れるよう信号を最適化し、その場所での排出量を削減する支援を行う。現在12都市、70カ所の交差点で導入されている。同社によると、この取り組みによって交差点での停車を最大30%、排出量を最大10%削減できる可能性があることが明らかになったという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]