ミロク情報サービス(MJS)は、生成AIにMicrosoftの「Azure OpenAI Service」を用いたAIチャットサービス「専用生成AIソリューション」を構築。11月からMJSグループ内での運用を拡大しているという。
MJSが採用したAure OpenAI Serviceを用いた「専用ChatGPTソリューション」は、MJSとグループ会社のエヌ・テー・シー(NTC)が共同で構築した。
専用生成AIソリューションの画面イメージ
同ソリューションは、これまでに蓄積された問い合わせ履歴や顧客情報、社内資料などのあらゆる情報が格納された独自のデータベースに社内ポータルから接続し、社員のリクエストに対して最適な文書を要約して返答する。
プライベートなネットワーク環境で使用するため外部からアクセスはできない。また、入力したデータが一般公開の「ChatGPT」において学習データとして利用されるリスクもないという。
MJSグループでは、生成AI基盤にセキュアな環境で構築できる Azure OpenAI Serviceを採用することで、今後、「Microsoft 365 Copilot」などと親和性が高いサービスを提供しやすいとしている。