GVA TECHは、法務案件を一元管理する「GVA manage」に「案件の絞り込み機能」と「類似案件の検索機能」を追加したと発表した。
GVA manageは、契約書の作成・レビューや法律相談などの法務案件を一元管理するクラウドサービス。法務案件を依頼する事業部担当は普段やりとりに使用しているメールやチャットツールに返答するだけで、法務と事業部間のやりとりや契約書などの添付ファイルを集約できる。この際に専用のアカウントなどは不要。また法務部は集約されたデータを検索することができ、過去案件の調査に掛ける時間を大幅に削減できる。
今回追加した新機能により、GVA manage内に蓄積、整理された情報にアクセスしやすくなり、過去の類似案件を探すだけでなく、蓄積したデータを適切なタイミングで自動で呼びだすことが可能となる。
案件の絞り込み機能
案件の絞り込み機能により、GVA manage内に自動蓄積された案件を任意のキーワードで検索する際に、「案件カテゴリー」や「ステータス」「依頼日」などの案件項目で絞り込むことが可能になった。さらに案件項目は個人ごとに表示・非表示で並び替えられるため、個人に最適化された検索を可能にする。
類似案件レコメンド機能
類似案件レコメンド機能では、契約書の契約類型やひな型の帰属などの登録内容の組み合わせが一致している案件がある場合、自動的にレコメンドされる。ファイルの登録内容から一致する案件が自動検索され、「同じ取引先」「類似の案件」のそれぞれから類似の案件として提案を受けられる。
これまでもGVA manageには案件検索をする機能はあったが、ドキュメント内の本文やメッセージ内容も含めて全件ヒットしていた。そのため蓄積された案件が増えてくると、該当の案件を見つけることに一定の工数がかかるようになっていた。