シンガポール政府は、人工知能(AI)の開発を加速させるために、向こう5年で10億シンガポールドル(約1100億円)以上を投資することを明らかにした。これには、必要な計算能力とスキルセットを確保することも含まれる。
提供:Yuichiro Chino/Getty Images
これらの投資が目指すのは、主要部門全体でテクノロジーを活用する政府の取り組みを支えることだ。
シンガポールのLawrence Wong副首相兼財務相は予算案発表の演説の中で、AIに充てられる10億シンガポールドルは、今後5年間にわたってコンピューティング、人材、産業育成への投資に使われると述べた。
「AIは『ChatGPT』や大規模言語モデルだけのものではない。電気、内燃機関、コンピューター、インターネットなどの汎用技術にも使われる」「AIはさまざまな産業を変革し、創薬、倉庫の管理、自動車の運転といった多くの既存プロセスの生産性を高める可能性を秘めている」(Wong氏)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。