GVA TECHは、AI契約書レビュー支援クラウド「GVA assist」に機能追加を実施した。追加したのは同クラウドサービスに標準搭載している「GVAプレイブック」のうち、コンテンツ制作契約や情報システム保守契約など6通のリスク解説を行う機能。
プレイブックとは契約審査に使用するマニュアルで、GVA assistでは審査対象の契約書に対して適切なプレイブックの契約類型候補が自動でレコメンドされる。
契約書のレビュー画面
今回のアップデートにより、契約書レビュー時にGVA assistが検知したリスクに関して、より詳細に書かれた弁護士監修の解説をもとに、論点の整理やリスクの検討が容易に行える。
GVA assistは、ユーザー企業の取引に応じた独自のリスクチェックを実現し、カスタマイズもできるAI契約書レビュー支援クラウド。自社ひな型やGVA TECHが用意した理想のひな型と、レビューする契約書との比較参照を通じて、条文の過不足や検討ポイントを可視化する。修正時にはユーザー企業内で蓄積したノウハウを活用することで「自社のビジネスに即した」契約書レビューをアシストする。その他にも、条文検索、形式チェック、1500種類以上のひな型ダウンロードなどの機能がある。
今回GVA assistが標準で搭載しているGVAプレイブックのうち解説文を新たに追加した契約類型は、「(委託者_一括_請負_権利移転)コンテンツ制作委託契約書」や「委託者_基本)情報システム保守運用契約書」など6種類。
またGVA assistで使用できる契約書の数は、ダウンロードできるひな型が1508種類、レビューに使用できる契約類型が311種類、より詳細なリスク解説を搭載した契約類型が114種類となった。