アステラス製薬、HPEのIT資産再利用サービスを導入--社内ネットワークの標準化を促進

NO BUDGET

2024-03-18 10:54

 ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は、アステラス製薬が社内ネットワーク標準化プロジェクトの一環として、IT資産の再利用サービス「HPE Asset Upcycling Services」を採用し、カナダ支社でのHPEによるIT資産の回収が行われたと発表した。

 HPE Asset Upcycling Servicesは、複数世代にわたる使用済みIT資産を回収し、IT基盤のモダナイゼーションを支援する。またレガシーシステムと関連ソフトウェアの延命、使用済みテクノロジー機器の価値創出を担う。ブランドに関わらず、使用済みのネットワーク機器、ストレージ、サーバー、ワークプレイスデバイスを回収し、セキュアな処理と再生を全世界で一貫したサービス品質で提供する。

 アステラス製薬は、同サービスについて、サステナビリティー向上の一端を担い、循環型経済に貢献するにあたって大きな役割を果たすと評価した。

 HPEは2023年、顧客から420万の使用済みIT資産を預かり、再販(リマーケティング)により得られた収益を顧客に分配した。これにより顧客は新規プロジェクトに対する投資余力を向上させたという。回収したIT資産の3分の2はサーバーおよびPCで、それぞれ86%および94%が再生され、再販された。

 今後日本および世界中の支社・支店で回収される、アステラス製薬のネットワーク機器、サーバー、PC、スマートフォンなどの再利用を含む処理はHPEが担う。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    KADOKAWAらの事例に学ぶ、2024年サイバー攻撃の傾向と対策

  2. セキュリティ

    MDMのよくある“12の悩み”を解決!Apple製品のMDMに「Jamf」を選ぶべき理由を教えます

  3. ビジネスアプリケーション

    CIO必見、経営層に響く「AIエージェント導入」説明--7つの役職別シナリオで解説

  4. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  5. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]