Notion Labs Japanは8月14日、「Notionチャート」を提供した。「Notion」上のデータを視覚化し、プロジェクト目標と成果指標(OKR)など、Notionで管理する全作業の進行状況を把握しやすくする。
Notionチャートは、プロジェクトや営業コンタクト管理といったさまざまな用途でNotionのデータベースに蓄積されている多くのデータについて、数クリックでチャートを作成できる。これにより、データベースのデータが数百行、さらには数千行におよぶ場合でも容易な解釈ができるようにする。
Notion内のどこにでもチャートを埋め込むことができるため、他のツールを使うことなくNotion内でデータの可視化が可能で、データやコンテキスト情報とともにチャートを表示させることができる。進捗管理レポート、プロダクト要求仕様書(PRD)など、異なるプロジェクトやデータベースのチャートであっても、同じページに複数のチャートを記載し、プロジェクト全体の進捗状況を総合的に把握できる。
出典:Notion Labs Japan
データを分類するにはタグ付けが必要だが、大量のデータに手作業でタグ付けをするには多くの時間を要する。「Notion AI」により自動でデータのタグ付けとカテゴリー化が可能なので、視覚化が容易になり、迅速な意思決定につなげることができる。
同社では、データベースにコンテンツを簡単に追加できるよう、データベースを高速化し、何千行もデータを追加できるフォーム機能の発表を今後予定する。これは、NotionチャートがNotionのデータベースに多くのデータがあることを考慮した上でのリリースであるため、データベースの他のコア部分を改善すべきとの考えに至ったためだという。
フォーム機能は、アンケート、イベントなどの参加フォームとして利用することができ、フィードバックを収集することを可能にする。フォームで集められた情報はNotionのデータベースに自動で集約されるため、データを手作業で集計する必要ないという。同機能は、今後数週間で早期アクセスの提供が開始される予定。
出典:Notion Labs Japan