日本航空(JAL)は、従業員向けの立替経費精算システムと調達・購買システムに、テックタッチのデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を導入した。11月28日、テックタッチが発表した。
今回の導入により、ノーコードで画面UIを改善でき、操作画面上に操作に関する知識や注意点などを表示できるようになった。また間違いやすい箇所にはガイドを表示している。さらに操作者の未習熟領域を、リアルタイムにOJT的に機械サポートすることで、エラーの発生率を大きく下げることができた。こうした措置により、担当者は、質問対応などのサポート業務から解放されたという。
テックタッチ操作画面
テックタッチは、あらゆるウェブシステムの入力をアシストするDXプラットフォーム。大手企業、自治体、官公庁など、幅広い分野で導入されている。
JAL調達本部によると、従来型の人材育成では、従業員全員のシステム習熟が困難だったという。テックタッチの導入により、操作習熟とエラー削減を実現できた。またサポート担当者の業務効率化や従業員体験向上にも貢献しているという。