シール/ラベル専門の印刷会社である大阪シーリング印刷は、顧客基盤の拡大と営業改革を目的として、Salesforceの「Sales Cloud」「Marketing Cloud Account Engagement」「B2B Commerce」を導入した。セールスフォース・ジャパンが1月28日に発表した。
大阪シーリング印刷は、これまで大量の受注伝票に対して属人的で書類を中心とした事務処理を行っていた。見積依頼や受注対応、伝票処理など営業活動以外の業務もあり、収益の源泉となる顧客基盤の拡大ができないという課題を抱えていた。
今回の導入により、ファクスでの受発注業務をデジタル化するほか、営業部のリピート品受注における業務時間を80%削減することを目指す。デジタル環境の整備によって人材の定着と活用を促進する。
営業部門でSales CloudとAccount Engagementを、カスタマーサクセス部門でB2B Commerceを活用することで営業改革を実現し、顧客への提供価値を高めていく考えだ。